翁 安
TypeScript で培った型安全性への愛着を持つフロントエンドエンジニアが、Python での開発をへて体験した「カルチャーショック」と「新たな発見」を共有します。言語の違いは単なる文法の違いではなく、思考パターンの転換でもありました。本セッションでは、JavaScript/TypeScript の世界から Python の世界へ飛び込んだ際の具体的な戸惑いと、それを乗り越えるための実践的なアプローチを紹介します。
フロントエンドエンジニアとしての歩み
言語の違いから学ぶ、たくさんのカルチャーショック
TypeScript の型システムで得ていた安心感
Python の動的型付けへの最初の戸惑い
TypeScript の == と === の違いと、Python の == と is の理解
undefined と null から None へ:「無」の概念の統一
オブジェクトの分割代入から Python アンパックへの適応
const {a, b} = obj
からa, b = tuple
への思考転換文字列のテンプレートリテラルから f-string への感動
camelCase から snake_case へ:命名規則の文化的違い
array.map() からリスト内包表記へ:Python らしい書き方の発見
実践!TypeScript エンジニアからの Python 型安全性戦略
まとめ:両方の世界のいいとこ取り
フロントエンドとバックエンドの垣根が低くなる現代において、複数言語を扱えることは大きな強みです。しかし、単に文法を覚えるだけでは、その言語の真の力を引き出すことはできません。本発表では、TypeScript の世界で培った知識と経験を、どのように Python の世界で活かすかという実践的な橋渡しを提供します。
これからフルスタックエンジニアになりたい方
プロフィール
Recustomer株式会社でエンジニアをしております。 担当はフロントエンドとバックエンドで、フロントよりです。